2012年9月22日土曜日

私は分数が苦手

920日の読売新聞朝刊を読んでいたら、1面の「小6 小数が苦手」という見出しが目にとまった。「学力テスト分析」「かけ算・割り算 5割不正解」というサブ見出しとともに、カコミで「学力テスト問題の例」が載っていたので、早速問題を解きにかかった。以下はその問題と解答。

下にあげた4つの式で、□は、0でない同じ数を表しています。
計算の答えが□の表す数より大きくなるものを、下の①から④までの中からすべて選んで、その番号を書きましょう。
    □×1.2
    □×0.7
    □÷1.3
    □÷0.8
※□に負の数は入らない 「正答は①、④」

私には一読してこの問題の「意味」がわからなかった。2度目で、「ははぁ、そういう問題か」と理解して見事大正解だったのだが、小学生の解く問題に正解してニンマリしている自分も情けない。私の子供たちはまだ未就学児なので、正直このニュースに関心は薄いのだが、その「深刻さ」を伝える記事本文を引用すると、「文部科学省の国立教育政策研究所が、全国学力テスト4回分の傾向を分析した結果、小学6年生の半数近くが、小5までに学ぶ『小数のかけ算・割り算』の意味を理解していないとみられることが分かった。」「深刻な課題が見られたのは、小6の算数。…(上記の)問題の正答率が45.3%など、類似した小数に関する問題の正答率がいずれも低く、最高でも55.7%だった。」と、その切実さを伝えている。ただ、それに続き、「『5×1.2』のような単純な計算の正答率は高い傾向にあるという。」とある。そして、「同研究所では、『低学年で学んだはずの小数やそのかけ算、割り算の意味が理解できておらず、指導方法を再検討する必要がある』と指摘。」と記事は続く。

「同研究所」の分析結果にケチをつけるつもりは全くない。専門家が分析したのだから、それはそうなのだろうと思う。ただ、ちょっと問題文がヒネクレてはいないだろうか。例示された問題が特別なのかもしれないが、「単純な計算の正答率は高い」のであれば、もしかすると「国語の読解が苦手」なのではないだろうか。あるいは「注意力」の問題なのではないだろうか(再び、ケチをつけるつもりは全くない)。

いずれにせよ、(私が小学生のときこんな手の込んだ問題を解いてたかなぁ~、「単純な計算」ばっかりやってたようにも思うがなぁ~、分数と分数の割り算てどうやるんだか忘れたなぁ~)などと、数十年前の教室を思い起こさせ、そして、今どきの小学生と先生に同情させられるニュースだった。

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