2013年4月19日金曜日

沖縄旅行(1)

家族で沖縄に行ってきた。目的はお墓参り。沖縄では清明祭(「シーミー」と発音するそうだ)というのが毎年4月に行われる。これは、先祖の墓を掃除し、墓の前の広場で親族とともに地元料理を食べながらお参りするという、(私の理解では)そういうものらしい。妻は沖縄生まれではないものの、妻の祖父母が沖縄出身で代々のお墓がそこにある。祖父は亡く祖母は高齢、父は入院中のため、私たち家族と叔母一家の計9人(うち子ども3人)の旅となった。

初めて飛行機に乗る3歳の長男は、出発前から「おきなわ」「ひこうき」を連呼していた。いざ飛行機に乗っても怖がることなく「うわあ」と言ったり、真上から見る富士山を「変な形の富士山だね」と言ったりして楽しんでいた。一方1歳の長女は、機内が暑いのか中耳炎が痛いのか、とにかく泣き叫んでいた。通路を挟んで隣り合わせたのは高校生らしい丸刈りの集団。離着陸の際に(耳がキーンとなるのを防ぐために)授乳を予定していた妻は当初困惑していたが、近くに座る丸刈り高校生は、泣き叫ぶ長女を「変顔」などしてあやして気を紛らわせてくれ、大変助かった。訊くと、北海道北照高校の野球部でこれから沖縄に遠征に向かう、とのことだった。高校時代に野球をやっていた私としては、「北照」という名を「聞いたことがあるかも」程度であったことが悔やまれる。帰京後調べたところ、この春の甲子園でベスト8に入った強豪校であること、また「変顔」をしてくれたのはどうやらキャプテンだったことを知った。少なくとも妻と私は北照高校野球部のファンとなった。ふたりの子どもにも北照高校を応援するように教育しよう。応援してます北照高校、夏もガンバレ北照高校!

さて、那覇空港に着いたのは夜であった。その足でレンタカーを借りて、ホテルに向かい夕食を食べて就寝。翌土曜日は快晴のもと、レンタカーで沖縄美ら海水族館へ。那覇からは車で2時間ほどの沖縄本島北西部にあり、かつて沖縄国際海洋博覧会が行われたあたりに建てられている。私が小学校低学年の頃家族で沖縄を訪れ、海洋博を楽しんだ記憶が蘇る。鮮烈な印象として残っているのは「アクアポリス」だ。実は10年くらい前に妻と沖縄旅行をしたことがあり、その時にはところどころ錆び付いたアクアポリスは静かに海にたたずんでいたのだが、今回は見当たらない。水族館のスタッフに訊くと、「中国に引っ張られていった」そうだ。水族館でイルカショーやジンベイザメなどをいっぱい見て、近くの海岸の浅瀬でチャプチャプして楽しんだ後、那覇のホテルに帰ってからディナーに舌鼓。

ホテルは那覇市内の「沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ」。エアコンは冷房しかないというのは沖縄らしいところか。酔いが回ったのか9時くらいに寝てしまった。おかげで夜中の2時過ぎに目が覚めてしまい、ホテル周りをうろうろしたが、海沿いということもあるのか風が冷たく、半袖ではたまらない。結局部屋に戻り、暴走族の爆音とそれを追いかけるパトカーのサイレンに耳を傾けたり、地元紙「琉球新報」の朝刊を購入して読みながら時を過ごし、そのまま朝を迎えた。(続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿